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Bloggerから脱却することにしました。
新しいBlogはこちら。お題目うぉっち。
先日、プリンターについて、「ほう」と思ったことが2つあった。
1.IPP(Internet Printing Protocol)
遠隔地にあるネットワークプリンターに直接文書を出力できると
ちょっとしたFAXみたいに使えて便利だ。そういう用途のために
先日IPPの設定を初めて行う機会があった。
IPPはネットワーク機能付きのレーザープリンターだと、安い機種
でもサポートされていることが多そうだ。今回使用したのは
EPSON の LP-7700。
「スタート」→「設定」→「プリンタとFAX」→「プリンタの追加」
→「ネットワークプリンタ..」→「インターネット上または自宅/
会社のプリンタに接続する」の欄に
http://(IPアドレス):631/(プリンタ名)
のような書式でプリンター情報を記入する。
(記入例)
http://209.191.53.105:631/EPSON_IPP_Printer
通信に使うポートはTCP631番のみ。注意点としては、
サブネットをまたいだローカルネットワーク内で使う場合は、
境界のルーターでルーティングができていることが必要。
サーバーと違い、ネットワークプリンターには戻り
ルーティングを route コマンドで入れたりすることが
できないので。
永続的にその設定を使わないケースで、プリンター側の
ネットワーク内にSSHサーバーがある場合は、ポート
フォワーディングを使うことも可能だ(今回は私はそうした)。
SSHサーバーの外部IP:192.168.10.1
SSHサーバーから見たプリンタの内部IP:192.168.1.10
とした場合に
ssh -L:631:192.168.1.10:631 hoge@192.168.10.1
でSSHのコネクションを先につなげておき、プリンターの追加の
URLとしては
http://127.0.0.1:631/EPSON_IPP_Printer
とループバックアドレスで指定し、プリントアウトすれば完了。
2.ファイルに出力したPostScriptファイルの印刷方法
プリントアウトのダイアログの下の方に「ファイルへ出力」と
いうチェックボックスがある。ここにチェックを入れて、印刷
ボタンを押すと、プリンタには出力されず、印刷内容が.prn
という拡張子のファイルに出力される。
このファイルはPostScriptと呼ばれる形式のファイルで、
普通の画像ビューアーやエディタで開いても、化け文字だらけ
で中身をまともに閲覧することはできない。
では、こんなファイルが何の役に立つのか?それは、プリンターに
つながっていないPCでファイル出力しておいて、それを他のPCに
運んでいき、そのPCから印刷することができるのだそうだ。しかも、
印刷元のPCと同じアプリケーションが入っていなくてもちゃんと
プリントアウトできるらしい。
はっきり言ってそんなニーズを持っている人は非常に稀だと思う
のだが、印刷キューのバックアップファイルだと思えば、何か
使い道がありそうな気がしなくもない。
そう思って、試しにプリントしてみようと思ってハタと困った。
「.prn ファイルって一体どうやってプリントするんだ?」
印刷キューをファイルに出力できる、ということは結構あちこちの
サイトに書いてあるのだが、逆に印刷方法は聞いたことがなかった。
最初はてっきりプリンターのドライバソフトのメニューのどこかに
「キューファイルのインポート」みたいな項目があるのだと思って
いたが、そんなものは無かった・・・。
で、調べてみたところ、方法は意外なことにDOSプロンプトから
copy コマンドを使うらしい。
copy /b (ファイル名).prn (プリンタデバイス名)
(例)
copy /b hoge.prn \\mydomain\"Epson LP-7700"
少し前から、DELLが一般の人々から提案を募る、Idea Storm
というサイトを開設しているが、そこでの要望の多さを受けて、
LinuxのプリインストールPCの発売を決定したそうだ。
ドラスティックな自己改革の真っ只中である会社らしい、
素早い動きに感嘆した。
というのも、このサイト、最初はいろいろな意見が載っていた
のだが、途中から「プリインストールOSにLinuxを!」
という声が半端なく多くなり、エントリーの名寄せを行わない
仕様もあって、ほどなく似たような内容で埋め尽くされてしまって
いたため、正直どうなっちゃうのかと他人事ながら心配していた
のである。
その様相は、Web2.0的に幅広い層から意見を集めるという
よりは、バイアスの嵐がノイズを撒き散らしているかのようであり、
一部のクレーム客の書き込みによって炎上中の、楽天ショップの
掲示板を彷彿させるものがあったように思う。
投稿者の中には「似たような意見は名寄せしたらどうか」とか
「promoteだけでなく、demoteボタンも付けるべきだ」(これは
既にそうなったようだ)とか、「期限を決めて、その期間ごとに
Top5とかを実現するように約束してはどうか」とか提案している
人も見かけたが、今回の決定も結果的にはほぼ沿っているように
思える。
この手のボランタリーコメントに答えるには、カスタマー
サポート的な感覚とマーケティング的な感覚をフル動因しないと、
却って逆効果になりかねない場合もあると思うのだが、その点、
DELLでの対応状況をレポートしているページの担当者は
この大変な状況を、うまくこなしていると思う。
それにしても、メーカーと消費者の直接対話の場を見るたびに
思うのは、メーカーが抱えている現実的な制約を考慮しないで
展開されるあるべき姿の議論が、あまり意外性のない大義名分に
終始しかねないということ。解決できていない問題を臆する
ことなく世間に晒し、広く英知を募って解決する、ということが
できれば、「ネット上のIdeo」みたいなことができるのかも
しれないが、それって見果てぬ夢だよなー、と思う。
Yahoo知恵袋を発展させたような、「ネット上のボランティア
有志によってのみ構成されるコンサルティングサイト」が仮に出来たら・・・
と、あり得ない前提の妄想をしてみたが、超無理がありますな。