土曜日, 2月 03, 2007

ファミレスで聞いた詭弁

先日、深夜のファミレスで食事をしていたときのこと。

少し離れた席で、若者2人が熱い議論をしていた。

A 「新製品を他のショップよりも早く独占的に扱って売上げ伸ばせばいい。」
B 「ありえなくない?どこだって新製品は欲しいわけだし。奪い合いだよ。」
A 「そういう風に仕入先と組めばいいんだよ。」
B 「そこまで1取引先に肩入れしないだろ、普通。」
A 「でも、注目の対象が分散しないで1点に集中している方がインパクトあるじゃん。
   だからあちこちに薄く出すより、注目度の高い一箇所にドバっと卸すほうが
   いいと俺なら思うけどな。」
B 「既に有名な売り手ならば、そういう持ってき方はあるけど・・・。」
A 「そういう場所を作れば、向こうから出させてください、ってなるに決まってる。」
B 「作るだけじゃなくて、世間的に認知されてからでないと。まずそこまで実力
  つけてからじゃなきゃ、うちにだけなんて話、門前払いだよ。」

所々聞き取れなかったし、そもそも何の業界の話なのかは分からなかったが、
おおむねこんなような会話だった。私は心の中ではBを応援していた。

が、Aの楽観的強気は崩れない。自分に都合良い第三者の行動を前提にした
プランに関する議論が、上記のような平行線を辿るというのは、ままある話だが、
傍目にはBの方が正論な気がするのに、Bの方が旗色が悪くなってしまうのは
なぜなのだろう?

さらに、その後Aが「反対するなら代案を出せ」と言い出して、二人の議論はさらに
不毛な議論になっていっていた。Aのプランは自分に都合よく考えすぎていて
傍で聞いているとちょっとオメデタイ感じすらする。が、議論せねばならなくなって
しまった場合、期待アウトプットがバラ色なA案に代案を出して反論するには、
「現実的で、 さらに効果が同等にバラ色なプラン」を提示するしかない。が、そんな
プランがホイホイ出てきたら誰も苦労しない(笑) 。

詭弁論を学ぶと、こういった状況をうまくハンドリングできるようになるのだろうか。