木曜日, 11月 23, 2006

MR-S生産終了

トヨタのミッドシップオープンカーである、MR-Sの生産が終了するらしい。
これをもってトヨタにはスポーツカーのラインアップがなくなるのだとか。

この車はMR-2の後継車で、ミッドシップだったり、オープンだったりという、
硬派な特徴を持ちながら、一方で 印象はライトユーザー向けという、
ちぐはぐなキャラクターの持ち主だった気がする。

マニアックなコアユーザーをがっちり捕まえたロードスターに対抗せず、
営業の力で数を売るような、そんな感じだったのだろうか。箱根などで
遭遇すると意外と速かったが、車好きの知人でMR-Sが欲しいと
言っている人は見たことがない。

あの車があまり売れなかった大きな理由の一つにはデザインの悪さが
あると思うのだが、自動車雑誌では何故か前向きな評論しか見たことが
ない。「外装パネルが全部独立して交換できるので、全く違うデザインの
皮をかぶせれば、簡単にオリジナルデザインの車になる」というのも
当初はウリだったが、その後発売されたキットもフルエアロ装着以上の
金額を積んでまで欲しいと思わせるものはなかったと思う。

そんなこんなで販売停止になったMR-Sだが、「ほら、もうスポーツカーが
売れる時代じゃないんだよ」なんてラーニングの基礎になっていたり
したら皮肉だと思う。

トヨタはF1にも参戦してるのに、もうスポーツカーは作らないのだろうか。
奇策で、ロータスを買収とかしてくれたら面白いんだけど。