金曜日, 8月 04, 2006

携帯パラダイムシフト中

携帯の世界には今年からいろいろ大きな変化が起きている。
下記の事象がどのように影響を及ぼすか興味深い。

  1. 検索エンジン
    今年になってようやく携帯の世界にも検索エンジンの波が来ている。
    YahooのディレクトリがマジョリティだったさなかGoogleが登場したとき
    のような、ユーザー行動の変革が今年はかなり進むのではないかと
    思う。

    また、ユーザーにワード検索という習慣が定着することにより、携帯
    の世界でもコンテンツのロングテール化が進むことが考えられる。

    ECにおいても、セレクトショップモデルでない形の店が売上げを伸ばす
    土壌がようやく整ってきたのではなかろうか。

  2. ナンバーポータビリティ
    キャリアのシェアがどうなるかといった観点の記事を多く見かけるが、
    実は有料コンテンツ業者にとっても結構インパクトがあるのではないか
    と思う。

    というのは、有料コンテンツサイトを運営している会社の人が口を揃えて
    言うのが「一度申し込んだ有料コンテンツは、たとえ利用していなくても
    解約しないで契約し続ける人が多いので、ビジネス的にはそれが結構
    おいしい」ということ。

    が、ナンバーポータビリティでキャリアを乗り換えると、当然それまでの
    キャリアで利用していた有料コンテンツは全て解約になるはず。

    そうなると、多くの人がキャリア乗り換えをすると、「優良幽霊会員」が
    どさっといなくなってしまうのではなかろうか?大して利用していない
    サイトならば新キャリアで再び契約することはないだろうし。

    ということで、「一度会員になってもらったらチャリンチャリン」という旨みが
    当然のように続くという土壌がなくなった後がどうなるのか興味深い。
  3. スマートフォン
    W-ZERO3などのPCに近い機能を持つ端末利用者は今後増えていくのだろうか?
    身の回りではヤフオクなどを頻繁にチェックする人は結構W-ZERO3を
    買っている気がする。

    フルブラウザが魅力で買われているのだとすると、PCのインターネットの世界の
    コンテンツはタダが当たり前、という世界が一気に携帯ユーザーにも浸透する
    かもしれない。

    そうなるとサイト運営を広告費に依存せざるを得ない所が増えそうだが、いくら
    フルブラウザ化したとしても、「携帯=画面が小さい」という点だけは変化しようが
    ない。

    その中でコンテンツと広告のスペースをどう両立させるのか、画面レイアウトというか
    画面のナビゲーションがどうなっていくのか興味深いところだ。