金曜日, 7月 28, 2006

海底レスキュー

プロバイダーの人から面白い話を聞いた。

よく日米間のインターネットのバックボーン回線がxxGBという話を聞くが、
あれは本当に海底にケーブルを引いて日米間を結んでいるのだそうだ。
http://bb.watch.impress.co.jp/column/infra/2001/10/10/
http://bb.watch.impress.co.jp/column/infra/2001/10/17/
http://bb.watch.impress.co.jp/column/infra/2001/10/24/

太平洋を横断するその距離1万キロ。そんな長さのケーブルは想像を遥かに
超えているが、このケーブル、海底の地中深くに埋まっているわけではないので、
魚や底引き網などによって切られてしまうことがあるらしい。

切れたらどうするのかというと、船で切れた場所まで行ってつなげるのだそうだ。
切れた場所を探し当てて、(おそらく海の中で)つなげるなんて聞いただけでも
すごく大変そうだが、やはり完全に職人芸の世界なんだとか。

実際に今1本切れているのだそうなのだが、通常は浅い所で切れる場合が
多いのに対して、今回は海溝の近くの深さ数千メートルのところで切れたらしい。

早速修復職人が出動したらしいのだが、ケーブルを引き揚げる器具だか
つなげる器具だかを海中に落としてしまったそうな。特注の特殊機器である
だけに、日本に帰ってきてもすぐに替えがあるわけではなく、器具を再び
生産するところから始めなければならないのだとか。

私たちがUSのサイトに高速にアクセスできるのも、そんな気の遠くなるような
インフラと維持活動のおかげなのですな。