水曜日, 5月 10, 2006

IE7ベータ2

IE7ベータ2が公開されたのでインストールしてみた。技術的な側面からいうとより標準規格に準拠した「お行儀の良い」ブラウザに進化しているのだろうが、ユーザーの使い勝手の観点から見ると退化したとしか思えない・・・。

今回はタイトルバーの下に進む・戻るボタン、URLバー、検索窓が鎮座するようになったのだが、この3つをどかすこともサイズを変更することもできなくなったので非常にうざい。

戻る・進むボタンは小さくなり、目立たなく、そして押しにくくなった一方で、URLバーは無用にでかくなった。そして、私のようにGoogoleツールバーとYahooツールバーを入れていると無用の長物ともいえる検索窓がついた。ツールバーの段の一番下はタブで占められるようになったので、IE6と比べると事実上縦が1段分せまくなった。「ごちゃごちゃしたツールバーとはお別れです」という謳い文句に耳を疑いたくなる。

この検索窓のOSクリーンインストール状態でのデフォルトは恐らくMSNなのだろうが、一応他の検索サイトも選べる。楽天も入っていたので試してみたが、文字化けしてうまく検索できなかった。window.external.AddSearchProvider('URL') というタグをサイトに書いておけば、 OpenSearchフォーマットとやらで、検索窓の追加対象にできるようになるというので、ここはちょっと注目。

何かボタンが寂しいと思ったら、リロードボタンがURLバーの横の、「URLへジャンプ」ボタンと統合されていることに気付いた。ホームボタンも違う段に配置されるし、IE7では「ボタンバー」という概念は廃止された模様。どうみても変化したように見せるための変更にしか見えないのだが・・・。

星マークのお気に入りバーはこれまたちんまりと配置されている。フォルダの右に表示されている矢印を不用意にクリックしたらフォルダの中のサイトが全部タブで開いてしまった。ちまちま閉じるのも嫌なので、WindowsのタスクバーみたいにCtrlキーを押しながら複数のタブを選んで一気に閉じれるかと思いきや閉じれず・・・。開いているページの一覧ビューからマウスで複数の画面をグーっと選んで閉じれるかと期待したが、こちらも玉砕。一体この一覧ページは何のためにあるのだろう?タブの上で右クリックすると表示される「他のページを閉じる」という一見意味不明な項目を選択したら、他の全てのタブが閉じられてしまった。この選択の余地のなさは一体何なのだ?

あと表示で一番気になったのは何と言ってもフォント。Bloggerだともともとフォント指定があるのか、日本語と英語のフォントが違うのか、英字だけPDF中の文字のような、妙にぼやけた厚みのある文字になっており、なんかRedHat7の時代のMozillaでサイトを見ているかのような気分にさせられる。フォント設定をいじったが、変わっていない模様。IE6では問題なかったのに・・・。

RSSの読み込みはBloglinesを常用している身としては、特に登録や呼び出しがクイックになるわけでもないため魅力的に思えず。自宅と会社とで既読をシンクロするためのオンライン上の仕組みまで一緒に提供して欲しかった。

という感じで総じてユーザーの自由度の低い、押し付けがましいユーザーインターフェースという印象だった。こりゃFireFoxユーザーが増えそうだ。