日曜日, 3月 26, 2006

BIN CHO TAN

はなこさんご夫妻が長火鉢を購入されたということで、今日は炭火焼パーティーにお招きいただいた。

火鉢は四角いテーブルの真ん中がくりぬかれているような感じ。要は焼肉屋のテーブルのような形なのだが、淵にお皿が置けるのでなかなか便利。

今日の話が最初に出たときに私が大学生の時にバイトしていた粕漬け屋の話で盛り上がっていたこともあり、私は粕漬けを持参することに。久しぶりにバイトしていた人形町の本店に顔を出そうと思っていたものの、家を出るのが遅れて、結局渋谷店に寄った。幸い私が働いていた頃からいるパートのおばちゃんがいたので、店の近況などを聞く。もう10年も経っていることもあり、店もいろいろなところが変わったらしい。一番の売れ筋である銀鱈と、春ということで鰆をチョイス。

パーティーの最初の仕事は火おこし。まずは備長炭をガスレンジで焼いて、赤くなってから火鉢に運ぶ。しかし、一番最初の炭は焼きが足りなかったらしく、手をかざしてもほんわか暖かい程度。その場に居合わせた面々に「これで魚が焼けるのだろうか?ひょっとしてガスレンジで焼いた後の保温程度の役割にとどまるのでは?」という当惑の色が浮かぶ。しかし、その後かなり時間をかけて強く火を入れた炭を足したところ、無事焼き物ができる熱さになった。 炭を使う焼肉屋でなかなか肉が出てこないことがあり、「肉を切って出すだけなのに、なんでこんなに時間がかかるんだろう?」と思っていたのだが、きっと炭をコンディショニングに時間がかかっていたのだと納得。

火鉢に入っている白い炭は使用後の炭がそのまま残っているものなのだが、備長炭などの良い炭だけをずっと使っていれば綺麗な白い灰になるのだそうだ。

それから粕漬け、いわし、アスパラガス、干物、えいひれ、じゃがいも、竹の子、空豆、なすを食べたが、どれもとても美味しかった。特に他の熱源で調理した時と比べると、きちんと火が通っていても、みずみずしく、自然な甘ささえ感じるなど、野菜のおいしさが際立っていた。私は芋の煮付けはモソモソしているからあまり好きではないのだが、炭で焼いたじゃがいもはしっとりしてマッシュドポテトのよう。

どれも美味しいので箸が進む。焼いている途中で誰となく「これって練炭と一緒なんだね・・・。」と言ったが、無我夢中で食べ続けていたら気付かずにそのまま・・・・となってもおかしくない位黙々と食べたと思う。おかげでかなり満腹になった。