火曜日, 11月 29, 2005

滞留時間

isologueを読んだら、ネット企業のvaluationが、ページビュー・ベースから、滞留時間ベースに移行しつつあるという話について書かれていた。

ネットの滞留時間は2000年の頃にも盛んに話題に上っていたような気がする。WebTrendsにも1ビジットあたりの滞留時間等の指標があるが、当時の私の感覚でいうと、ナビゲーションが悪くてうろうろ迷っているだけだったり、通信速度が遅くて表示に時間がかかるから滞留時間も長い、というだけだったりというのを効果的にフィルターする術がなくて、あまり気にしても仕方のない指標という印象だった。

その後どういう理由で下火になり、また見直されているのかがちょっと不思議だが、ナビゲーションや通信速度の問題は今やほとんど解消されて事態が変わったのは確かだろう。では、そこで滞留時間の長さで現される価値って何なのだろう?人の一日の時間は24時間と決まっていて消費者のマインドシェアはメディア間で奪いあいだから、より多くの時間人々のマインドを占有したものがエライということなのだろうか?が、それってAdWordsがの有効性とかの説明と反対のような。。。

以前だと「滞留時間が長いサイト=良いサイト」という価値観は、そのサイトの本質に全く関係ないような、でも万人にとって「不要」とは言い切れないような懸賞だのゲームコーナーだの、果てはアバター付きのバーチャルタウンみたいなものをサイトにゴテゴテつけようとする風潮の原動力になってしまっていた気がしないでもない。そういったにわかポータルサイトが絶滅した今、滞留時間を長くしようという試みはどのような形で行われていくのか興味深い。