土曜日, 7月 16, 2005

美への執念?

昨日は会社の人とご飯を食べたのだが、スタートが遅い時間だったので帰りは終電になってしまった。いつも乗っている線はとっくに終了していたので、迂回ルートを使ってJRで帰宅。

同じ車両内でちょっと派手目な女性がコンパクトの鏡を手にアイラインを描いていた。ちょっと描いては、顔を斜めにして満足気に鏡に見入り、そしてまた筆を入れるということを繰り返している。電車の車内での化粧をどう思うかは、人によって感じ方がかなり異なるようだが、私は別に気にならないほうである。

にもかかわらず、なぜその女性が目を引いたかというと、誰もが帰る時間帯にそこまで入念に化粧をしていることが不思議だったのと、あまりにも鏡を見る姿が「うっとり」という感じだったからである。これから帰る先に待っている人にベストな姿を見せるためなのだろうか?その姿は終電の倦怠感の満ち溢れる車内で異彩を放っていた。

が、しばらく観察していたら、突然、件の女性がコンパクトと筆をもったままコックリ、コックリし始めた。学生時代、強烈な眠気に襲われながらとったノートは、あとで読んでも意味不明なことが多かったが、そんな状態で描くアイラインははたして大丈夫なのか・・・。あれほど根を入れている作業中に居眠りとは、気合が入っているのだか、入っていないのだか・・。そもそもお化粧ニーズがあるわけではなく、単に自己満足のために行っていたのか?

答えは分からないが、私は続きを見れないことを残念に思いながら電車を降りた。