土曜日, 4月 23, 2005

最近見たDVD

ヴィレッジ
シックス・センスやサインの監督の最新作。この監督は毎度「見えない何か」の音を使って効果的に恐怖を増幅させるのがうまいと思う。怪談などで、突然声を大きくされるとびっくりするが、あの感じだ。

ストーリーが超常現象に関連しているのも今までの作品通りだが、今度の種明かしは少し趣向が変わっている。「で、なんだったの?」と思う余地がないほど疑問が全て解消されるため、見終わった後の感じはこの作品の方が好き。

主人公の少女は盲目という設定なのに、走り回ったり、知らない遠い場所にちゃんと一人で着けたりして、なんだかリアリティに欠ける面もあったが、描かれている世界観はしっかりしていて、観ていて納得がいかない面はあまりなかった。


ラスト・キングス
「完璧だったはずの誘拐・監禁計画だったが」というパッケージの文句につられてみてみたが、ちょっと期待外れ。

「完璧だったはずの」という謳い文句が全く当てはまらないほど設定が稚拙で、真実が明らかになるたびにどんどん興ざめ。マフィアのボスにしては不用心だし、若者達も動機はともかく企てに参加するまでの心理が不明確すぎて、心理ドラマにしてはリアリティに欠けるのが最大の欠点か。


父帰る

父と子の、もどかしいほどにうまく分かり合えないコミュニケーションを描いた映画。質素で静かな日常生活の中に突如現れた父に当惑する息子達の演技は非常にリアル。

結末はちょっと悲しく、最後にストーリーの種明かしがないので、見た後の感じは少し重い。



ターミネーター3

いまさらながら3を見てみた。誰もが知っている大作なだけに、作りは手堅く、金をかけただけの派手さがきちんとあるという点で「らしい」つくりになっていると思う。ただ、2を観たときに衝撃だった液体のCGのレベルが現在では当たり前になってしまっていることもあり、歴史に残る名作という感はない。

特典メニューを見ると、製作陣が「ならでは」と「誰もみたこともない」シーン作りに非常にこだわった様子がわかり、ハリウッドの大作主義の中で負っていた宿命の重さを物語る。一方で、準主演女優が撮影数日前に決まったというエピソードもあったりして、当初予定していた大物女優が直前でドタキャンでもしたのだろうか、と思ってしまった。

はたしてこの映画、4もあるのだろうか?