水曜日, 2月 09, 2005

拡大路線

新興企業による買収を見ていると、企業の成長とは何かよく分からなくなる。

市場から潤沢な資金を得て企業を買収するのは0から事業を作り上げるのに比べたらリスクが低い。だからそうやって大きくなる企業にはコバンザメのようなイメージを個人的には抱いてしまうのだが、「本業はそこまでたいしたことないのでは?」と思っていた企業が、数年もするととんでもなく巨大になっていたりする。インキューベーションゲームで巨大化していく企業にとって、一番高いハードルは実は最初の上場=本業の上場なのかもしれないが、そうであれば本業は新しく、成長性が高い業界であれば実は何でもよいのかもしれない。

株主はその企業に何を期待するのだろう?合併を繰り返せば、その分売上高は高くなるだろうが、その頃には株数も増しているだろう。売上の成長は株主の持分の価値向上とリンクし続けているのだろうか。インキューベーションゲームだったら投資銀行に直接投資すればいいのにという気がするが、なぜ投資が生業でない人々に積極的に投資して買収ゲームへの参加を後押しするのだろう?

なぜトヨタのような超巨大企業は同様のことを行わないのだろう?やはり新興企業の経営者には買収などに類まれなセンスを持つ人々が多いということなのだろうか。