火曜日, 1月 18, 2005

業としての売買

ヤフオクで大規模な詐欺被害があったらしい。手口は市価より割安な値段で高額商品を何回も売買し、信用を積み重ねたところで、多額の入金をもってドロンというというわけ。

オークションは本来ワンショットの売買ばかり、というイメージがあるが、実際には事業者が商品を出しているケースも多いようだ。流行りものを中心に目玉商品だけで商売してい店にとっては、ネット上での商売の場所は何もECサイトの体をなしている必要はなく、人が集まって商品を売買できる場所があればよい、とも言える。

日本のネット普及期の初期では「ネット=バーチャル」というイメージが強かったように思う。そのころのECサイトに関する人々の最大の疑念は、まず「本当にその店は実体があるの?」だった。ECサイトの普及に伴ってそういった警戒心は薄らいでいっているが、オークションにおける売り手の実体の確かさの保証はどうなのだろうか?

Yahooは今回の事件報道をきっかけに再発防止策を発表したようだが、そもそもオークションで業として売買を繰り返すという、ある意味不自然な行為をしている者に関してはより一層厳重な実在確認をするようにするべきではないかと思う。

純然たるオークションとは違うそういった売買を認めるようになった背景には、オークション運営者側の売上目標達成があるのかもしれないが、そんな種類の売上を期待しなくてもヤフオクは既に押しも押されもしない地位を築いているはず。個人的には本道できっちりとした道へ進むことを期待するばかりである。