水曜日, 1月 05, 2005

専用端末

日立、社内業務でパソコン利用全廃・専用端末で情報漏えい防止

日立グループが社内の30万台!のPCを全廃して、個人情報をローカルに保存できないようなネットワーク端末に切り替えるらしい。

これってちょっと前に出てた。某TV局が導入したのと同じようなブレードPCのようなものだろうか。

一昔前にThin Clientというコンセプトがあったが、結局多数のクライアントをぶら下げて仕事をするには化け物のような高価なサーバーが必要となってしまい、PCが安価になるにつれてコストメリットが全く無くなってしまったのか最近はとんと聞かなくなってしまった。ブレードPCはクライアントをネットワーク越しに遠隔操作するというノリなのでアプローチは全くこれとは異なるが、「一人一台PC」よりも高くつく、という点が変わらないのは相変わらずのようだが、TV局の場合は導入の目的は情報漏洩よりも、管理コストの削減にあったようだ。


別の記事でこれの導入にまつわる話を読んだが、結構とんでもないしろものだった記憶がある。全ての机からサーバールームまでケーブルを引き込む必要があるので、フロア間を這うケーブルの量が尋常ではないものになってしまうらしいのだ。ケーブルが接触不良を起こしたらどうやってメンテするんだろう・・・。加えて、数千台分のブレードPCが1個所に集まるので、冷却も相当なものが必要になるはず。

結局ケーブルの本数を減らすには超高速なルーターやらなんやらを使うほかなく、非常に高価なソリューションとなりそう。しかも、PCインフラの次世代への以降の時とか、こんなに一塊になっちゃってたらどうやって移行するのだろうか。他人事ながら恐ろしい決断だと思う。とはいえ、情報漏洩が公になると賠償金で数十億が軽く飛んでいくご時世、それでも割が合うという判断なのだろうか。

それはそうと、全社でPCを撤廃と言っても、出張者などは普通にノートPCを使うと思うのだが、そういったモバイル端末に関しても同様のモノを作ろうとしているのだろうか?だとしたら、それはそれで新しいのでどんなものが出てくるか楽しみだ。