木曜日, 12月 09, 2004

Edy

今日はEdyの話を聞く機会があった。以前に比べるとあちこちで名前を聞くようになってきたとはいえ、一月の利用件数が発行枚数を割っているというのが現状らしい。つまり、持ってはいるけど月に一度も使っていない人がたくさんいるということ。毎日使える身近なオサイフを指向しているはずなのに、この状態は少し寂しいものがある。

ただの電子通貨というイメージとは違い、利用者から見たEdyにはいろいろな顔がある。

1.会社のある地域一帯で使える社員証
2.オサイフケータイ
3.各社の発行するポイントやマイレージとの交換通貨
4.通販などで利用できるオンライン決済手段

これだけ用途がバラエティに富んでいるのだから前途洋々という期待が関係者に蔓延しても無理はないのかもしれない。が、それぞれについてよーく話を聞いてみると、なんか難しいのかも、という気がしてくる。

1.社員証はEdy以前から社食で使えるものがあったので特に目新しさなし。会社の外で社員証を出して買い物をするのは恥ずかしいし、便利さを評価するよりも「勤務先」という自分の個人情報の一部をさらけ出していることに抵抗感を感じる人がいそうな気がする。

2.ユーザーベースを考えるとこれが一番期待が寄せられているのはよくわかる。が、Felica対応端末はデカすぎて、そのデメリットがキャッシュを持たなくてよい利便性を凌駕してしまっているのではないかと思う。

3.交換レートが悪いので誰も積極的に交換しようと思わないという罠があることを今日初めて知った・・・。

4.決済時に携帯と買い物サーバーとの通信の後に、Edyのセンターと携帯の間で支払い承認のためのやりとりが発生する。このため、店にとってはリアルタイム決済確定&入金とはならず、位置付けとしてはコンビニ支払いのような後払い系に分類されてしまうことになるだろう。利便性・決済の迅速さが他の決済手段とあまり変わらないとなると、普及率が上がってからでないと積極的な導入へのインセンティブが働かないかもしれない。

消費者にとってもオンライン銀行から直接Felicaにチャージとかできるようにならないと、結局Felicaをチャージしに行かないといけないので、数千円以上の買い物には使い難いかもしれない。

【閑話休題】
私が積極的にEdyを使いたいと思うには何が必要かを考えてみる。おそらくETCがFelicaになってくれれば喜んで導入すると思う。常々思うのだが、ETCはカード型である必然性が全くない。他人の車で自分のETCカードを使うことなんてまれだし、降車するたびにカードを抜かなければならないので非常に面倒くさい。いっそのこと発信機にIDを内蔵してくれればと思っていたのだが、カードではなく、携帯がこれに代わるのであればそれもよいと思う(車から降りるときは携帯も持っていくのが普通だから)。ダッシュボードの上に携帯ホルダー兼、ETC発信機なんてのができたらいいな。