木曜日, 9月 02, 2004

フカヒレの思ひ出

私は昼食はもっぱら外食だが、その中で一つ心がけていることがある。それはなるべく色々な店に行くようにすること。私の会社の周りは飲食店が多く、その気になれば2ヶ月近く同じ店に行かずに回すことが可能だ。そんな立地の利を生かすべく、新規開拓を重ねることでちょっとした地域グルメ通になるのが密かな目標だったりする。

気に入って何度も通う店がある一方で、一度しか行かない店もある。一度しか行かない店の中には潰れてしまって「二度と行けない店」も含まれるのだが、その中にはたまに惜しむべきキラリと光る個性をもった店がある。

その最たるものに「フカヒレラーメン専門店」というのがあった。そりゃラーメンは手軽で客も多く、専門店を出すならばカタいチョイスかもしれない。しかしなぜにフカヒレなのだ?というツッコミは店に入って、オーナーがホテルレストランの元料理長でフカヒレに思い入れがある、という紹介記事の切抜きを読んで少し納得した。

そんな店のメニューは、ラーメン、チャーハン、スープと見事にフカヒレ一色。頼んだフカヒレラーメンはフカヒレスープに麺を入れたという感じの、極めて期待を裏切らない、というか意外性のない味だった。まあ、たまには良いかと思ったが、店に来た人全員がたまにでいいと思ったのか、1ヶ月ちょっとで店は潰れてしまった。

会社の傍には梅干しラーメンで生き長らえている店があるだけに、個性豊かな店としてひっそりと生き長らえてほしかった、と残念に思う。そんなことをフカヒレ(鮫軟骨)のサプリを見ていて思い出した。