木曜日, 8月 26, 2004

辛いもの

私の会社のある街はもともと飲食店が豊富にある街だが、数年遅れで価格破壊の襲撃にあっており、ここ最近は潰れる店も多い。

そんな中でも、なぜかエスニック料理の店はどこも盛況で、余程わかりにくい所にある店でないかぎり潰れているのを見かけない。日本人には辛いもの好きの人が多いのだろうか?

私も辛いものは得意だが、強くなったのはタイに住んでいた時だ。強くなったというよりは意図的に鍛えた、という方が正しいだろう。私の実家では土曜の昼食は大抵めん類を食べるのだが、向こうで売っている麺類には大抵赤いチリパウダーが入ってくる。最初は一振り、だんだん量を増やしていって、最終的には2袋くらいまではいけるようにトレーニング?した。おかげで、日本にいた頃はヒーヒーいっていたラー油も、ただのごま油としか感じなくなったし、タバスコも酸っぱいのさえ我慢できれば飲めると思えるようになった。

が、「せっかく辛い料理の国に来たのだから、辛いものを食べられるようにならないと」という意地がなかったらここまでやらなかったと思う。一体、ずっと日本に住んでいる人はどんな機会に鍛えて辛いものOKになっているのだろう?

ところで、人間はなぜ辛いものを食べ始めたのか実に不思議に思う。小さい頃に母親に「なんで韓国料理は辛いの?」と聞いたら「韓国は寒いから、辛いものを食べてあったまるためよ」と言われ、「なんでタイ料理は辛いの?」と聞いたら「タイは暑いから、辛いものを食べて汗を流して体温を下げるためよ」と言われて納得がいかなった覚えがある。食べた時の体温以外に、食物保存などいろいろ事情があるのだろうが、とにかく不思議である。