木曜日, 8月 19, 2004

ミネラルウォーター

私は家では蛇口につけるタイプのフィルターで濾過しただけの水道水をペットボトルに入れて、数日寝かせたものを飲み水としている(実はBRITAも持っているのだが、うちの冷蔵庫に入らないので使っていない)。水道から直だとカルキ臭が気になるが、現状ではこれで気にならずに飲めている。これは実家がそうだったからそれが慣習として続いているだけなのだが、ともかく私にはミネラルウォーターを買うという習慣がない。

以前海外に住んでいた時は水道水は飲んではいけないという代物だったので、当時はミネラルウォーターを飲んでいた。暑い国だったので毎日ガブガブ飲んでいたのだが、それのおかげでミネラルが豊富にとれていた筈。きっと今の健康の何分の一かはそれに負うところがあっても不思議ではない。

そんな水道水飲用歴の長い私だが、ミネラルウォーターにまつわる忘れられない出来事が一つある。大学の3年の時、かなり早めにゼミの教室に行ってゼミ生とだべっていると、何本かボトルを持った学生がおもむろに入ってきて、「こんにちはー。ミネラルウォーターの市場について調査しているんですけど、テストにご協力いただけませんか?」と申し出てきた。

テストの内容は目隠しでミネラルウォーターと水道水を飲み比べて、どちらがどちらかを当てるというもの。それを聞いて私は結構当てる気マンマンでテストへの協力を申し出た。ミネラルウォーターの銘柄当てだったら全く自信がないが、水道水がどれかを当てればよいのであれば「いつもの」味を探すだけなので、たやすいように思われたのだ。

テスト員は何種類か持っているボトルの中から2つを選び出し、私にコップ一杯ずつ飲ませてくれた。私は割と簡単に「いつもの」味を感知し、自信をもって「こっち」と返答した。が、結果はハズレだった。私が水道水だと思ったのはエビアンだったのだ・・・。

味覚は結構あてにならないものだとその時に思い、以来、そんな味覚の自分だから「ミネラルウォーターじゃなくてもいいじゃないか」との思いを強くして今日に至るわけである。